2006年11月5日

遠くにいても

最近誕生日を迎えた友達に『おめでとう』を言うつもりで電話をした。昨日のことだけれど。

その当日がこちらが忙しく、それから少々日にちが過ぎてしまったので、メールをするのも間が抜けてるな、なんて思いながら、この頃国際電話も低額でかけられるようになったので、声も聞きたいついでに。

すると、『丁度、徳川美術館からの帰りで高速。それで今日観賞しながら、あなたのこと考えてたの。』というのだ。ほんと、なんという偶然。国際電話というと、要点をかいつまんで早く用件を言わなければと "お互い" いつも幾分アセリ気味になるので詳しくは聞かなかったが、『次回帰国したら、こういうところへ一緒に来れば(私も)楽しいだろう』と思ってくれたそうなのだ。

それできっと思いが通じて私は電話を入れたわけだ、ということでお互い納得。
私はようやくお祝いが言えたこともあるが、彼女が遠くに住む私のことを思ってくれていたことがわかって、とても嬉しい短い電話だった。

来年の帰国(予定)までには日本の歴史を再度見直して、心の準備をしておこうと思う。遠くにいるとなぜか、どんどん日本文化が憧れの対象になってくる。それにしても日本に住んでいたとき、見逃したことがあまりに多いことにいつも唖然とする。

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