2012年9月17日

カボチャとストルティーナ・ヴェロネーゼのリゾット


Vialone Nano Veronese I.G.P. の耕作地 Isola della scala お米祭りが行なわれています。

こういう噂を聞くと即車を走らせてしまう、我が家の日曜シェフ。
レシピを教えてもらった翌朝、早速市場でカボチャを買って、ストルティーナ・ヴェロネーゼと一緒に炊いたリゾットがランチメニューとなりました。

カボチャは小型にカット、別鍋にリゾット用のスープブイヨンを少々追加、蓋をして数分蒸かした後、マッシュしてお米と一緒に炊きます。
リゾットが出来上がる直前に、同様に小さく切ったトルティーナ・ヴェロネーゼを入れ良くかき混ぜて、パセリを散らしパルメサンをかけていただく、というもの。





カボチャの甘みとサラミの塩味とがうまく調和、色合いもきれいで評価はまずまず、、、。
私は『7』、でも本人に聞いたら『8』(10点満点)だそう。(それは失礼!)

ストルティーナ・ヴェロネーゼというのは、ヴェネト州の Bassa veronese 地方に代々引き継がれてきた豚肉サラミソーセージ。サラミとサルシッチャの間の子というべきか、半生サラミとべきかな。やや曲がっている様子から、ストルティーナという名前がついているそうです。







<走り書きイタリア語>

Storto (storcere の過去分詞)

1,ねじれた、よじれた、ゆがんだ、曲がった:tronco storto ねじれた木の幹、gambe storte がに股の足

2,ひねくれた、間違った、不正な:idee storte まちがった考え

3,反対の、あべこべの ;Oggi mi vanno tutte storte 今日は何をやってもうまくいかない
//副詞 斜めに、曲がって camminare storto 斜めに歩く guardare storto 敵意を持ってにらむ
//副詞 stortamente 斜めに、ゆがんで、曲がって

2012年9月12日

時々高いところに上りたくなるわけ

を、ディーノ・ブッザーティが言ったような。




晴れの日曜日、カーブは苦手ですが少々我慢して、できるだけ上のほうまで車で登り、モンテ・バルドの頂まで、久しぶりに歩きました。

そのうち軽装の観光客が次々到着。実はマルチェージネからロープウェイが接続しているからでした。そういう手もあったのかと思いだしながら。しかし近頃、週末のガルダ湖ドライブは交通渋滞が極まりなく、出かけるのも躊躇されるので、今回は反対側から。

人が一列に並んでも遠くを眺めたくなるのは、海岸で水平線を見るためだけではない。
山に登ったときも同様で、その理由は遠くに見える山群や眼下を眺めるためらしい、その気持ち、わかる気がする。

もっとわかったのは、



ここから、パラグライダーが飛び立っているから。
湖畔に専用の到着地があります。しかし、頂から麓まで下るのに最も(エキサイティングではあるが)優雅な方法(?)かも。

2012年9月3日

パフォーマンス 二人三脚?


城壁に囲まれた中世の街、Castellaro Lagusello を訪ねました。

現在のヴィラ・アリーギは個人所有。ヴェローナとマントバの国境に位置することからももともと戦略的な城塞だったそう、遡れば深い歴史が。自然の『池』がハート型であることは知る人ぞ知るところ。

週末の悪天候でストリートアーティストフェスは一週間延期になったらしいものの、街かどには何人かのパフォーマーが芸を披露していました。

さて、黒ずくめの二人が何を始めるのかと思ったら、次第に2人が3人になっていく。















ちょっとびっくり!