2012年11月28日

おぉ!信州人の絵画展 in Conegliano

在コネリアーノの『おぉ!信州人』仲間、新開さんの個展が24日から一週間開催されています。


とき :11月24日から12月1日 9時~12時、15時~18時

ところ :Spaziocutura di Artestoria - via Madonna 2-31015 Conegliano (TV)


新開さんからお知らせメールが届いた翌日、テレビ局から放送日の録画DVDも到着。放送当日の日本の知人友人の反応は結構なもので、その反応の大きさにちょっと驚いてしまったくらい。近しい友人からも、私がイタリアに居ても日本に居る時のように、肩肘も張らずに自然でいるというところがとてもよかったと、ちょっとくすぐったくなるくらい興奮して言われたので、思わず期待してしまいました。

まあ自分でも常々、暮らす場所が変ったくらいで、特に日本にいる誰かと全く違う生活をしているわけではなく、むしろ、言葉や生活習慣の違いこそあれ、必要以上に苦しんだりあるいは逆に崇めたりしないほうがいいとさえ思っているところはありますが。(これはちょっと長く暮らしているからこそ感ずることかも。)

夏の一番暑い盛りに取材に来られたスタッフの皆さま、本当にお疲れさまでした!DVDはこれからゆっくり鑑賞するとして、我が街トレントの印象が良好だったことを祈るばかり。

何はともあれ、しわがれたこの声を何とかして、コネリアーノまで駆けつけ祝福してさし上げたい気持ちヤマヤマです。



2012年11月25日

エチオピア支援チャリティディナー

友人の誘いで、エチオピア支援のためのチャリティ夕食会に行ってきました。

とても無知でお恥ずかしながら、私にとってアフリカ大陸への知識は非常にあやしげなもので、トレント大学の学生たちの中に、数年前まで留学生は肌のアサ黒いアジア系が占めていたのが、近頃真黒なアフリカ系が増えていることと、利用するバス車内でも、意外と小柄でおとなしい口調でひそひそ話をしている学生もいることが、ちょっと珍しいと観察している程度なものです。

あまり頻繁に経験できないかもしれない夕食会だったので、覚書しておきます。

 
お皿に乗せているのはテフという粉から作るクレープ状のもの、『インジェラ』というのだそうですが、これに肉や野菜の惣菜を乗せて食する『ワット』がメニューでした。


この日のお惣菜は、キャベツとニンジンのカレー味煮込み、白いご飯(炊き方は日本風)、肉煮込み、ひら豆の煮込み(唐辛子入り?とカレー風味)、ホウレン草、野菜ピラフ、パン2種類(白、カレー風味)。少々欲張ったかな。インジェラをちぎって、惣菜を巻いて手で食べるんですって。



だから、配膳の一番最初には、手洗い係の方もいました。もちろんこの日はフォークもナイフもありましたが、手で食べるのが伝統、現在もこの習慣だそうです。

そして、エチオピアはコーヒーの原産地。
食後に、お香をたきながら、七輪のようなもので豆を炒るところから始まる、長い長い儀式をお披露目してくれました。甘いポップコーンが苦ーいコーヒーの同伴お菓子なんだそうです。



お土産にはコーヒー豆を頂きました。炒るのにどのくらい時間がかかるのだろうか、そのうち試して入れてみよう。

こういう時はカメラを持参すべきだと大いに反省。(画像が悪いのはご勘弁を)
珍しい良い経験でしたが、風邪気味プラス辛い料理だったせいか、ちょっとのどを痛めたのは計算外、、、だったかも。翌日声が出ないというおまけ付きです。





2012年11月20日

近況、良きにつけ悪しきにつけ

暫くコースに通っていたせいもあるが、秋になりにわかに忙しく10月は飛ぶように過ぎ11月、世間ではすっかりクリスマス準備が着々と進んでいる様子。時間を上手に使わないと、大事なことを遣り残して悔やむ、ということにもなりかねない、気をつけようと思うこのごろ。

さてブログ『アサの四方山話』を書き始める前に一度HP作成のコースに通ったことがある。ほぼ公開寸前まで構築したころ、CSSという便利な仕組みが最も主流になりつつありと最後のほうで一時間ほど受講、もう再構築する気力もなくなりHPは下書きとして保留となり、ブログに転向。

書くこと読むこと、考えることが習性で、友人知人ひとりひとりに手紙を書きまくっていた私には(余程時間もあるということも)、覚書と一斉に伝達ができる都合がいい手段でもあるし。

今年の春、FSE の資金援助による2007年から始まった県のスキルアップ養成講座参加クーポン『Buoni Formativi』が再開、数年前のリクエストが受領されましたと連絡をもらい、Web の活用について学び直せそうなWeb Marketing のコースを選択する。

催行が決まったのが9月半ば。毎回長時間の聴講は時に睡魔に襲われながらも、本来の目的だったサイトアップへの勢いがついて意義のあるものだった。

なかでもFSEによる労働基準法の講義は興味深かった。当然のことだが、弱者が強者と同等であるために法律(規律)が存在することなどは、ときどき思い返すべきだと思うのだ。

残念ながら、市民教育・文化の基礎の時間は短縮された。(その代わり労働安全保障を学ぶことになる。)きっと宗教も政治経済も異なると思われる外国人若干2名(私を含む)の参加中で、イタリア国民としての道徳教育するのは避けたに違いないと勝手な解釈しているが、実はもっとも聴講したかった時間のひとつ。

経験から、イタリア人は権利を主張するのがかなり得意な民族だと思っているが、果たしてそれに見合う義務を遂行しているかどうかという疑問も多い。また異国で暮らす外国人も、権利を知ることだけでなく、義務を果たす意識、共生するための互いの最低限のルール、文化の知識などは心得るべきではないだろうか。 

終了書の代わりでしょう?超軽量小型のノートパソコンを頂きました。
おかげ様で、ネット活用はもっともっと身近になり、方法も研究する必要がありそう。そしてあまりの情報量に引き込まれすぎないよう充分注意しなければ。既に肩を壊した経験あるし。(マウスが原因と思われる)

トレンティーノ生活応援サイト『早々草々トレンティーノ』(ベータ版 www.sorsotrentino.it)も宜しくお願いしますね。




2012年11月4日

Maki-sushi シチリア風 by Lidia

 
 
「MondoPentola」のボランティアで知り合ったLidiaが、 私も巻き寿司を作ってみましたと送ってくれた写真です。“ともかく作るのが面白かった”とのコメントつき。

海苔巻きだけじゃなく、裏巻きにも挑戦してるのがスゴイ。プレゼンテーションがイタリアン、形が多様というのも対和風で“イイネ!”です。