2015年9月29日

羊は迷わない、、、

「迷える子羊」と比喩されるが、決して羊は迷わないのではないかと思う瞬間がある。


迷うというより、迷わずに後をついていく様子のことが多いのではないか。
しかも体の傾き方まで他と同様、というのがいかにも人に似通っていて、なんとも不思議な動物群だなと、いつも眺めてしまう団体である。

2015年8月26日

プーリア土産カチョカヴァッロ

長い休暇を終えたバンド仲間が戻っきて、ぼちぼち秋口からの練習計画についての連絡が回り始まる。再起動は結構「やろう!」って気持ちが必要なのだ。
お土産のプーリア産カチョカヴァッロをいただきながら、異常に暑かった今年の夏を懐かしんでいる次第。始まる前は十分長いと思っていたが、そろそろおしまいかなと感じ始めてからはあっという間に涼しくなってきたのは、やはりちょっと寂しい。



このチーズ、北イタリアではあまり見かけないこと、また大きな塊で売っているせいか、実はなぜか買ったことがなく、食初体験。北部と違うコクの味わいです。

《走り書きイタリア語》(Wikipediaより)
カチョカヴァッロ(伊語: Caciocavallo )は、イタリアチーズの種類のひとつ。「カチョ」はチーズ、「カヴァッロ」は馬の意(熟成させる際に袋に詰めたもの二つを紐で繋ぎ、横棒などに振り分けてぶら下げた様子が、馬の鞍の左右に袋をぶら下げて運ぶのに似ていたため)。

2015年8月24日

La gabbia dorata - La Jaula de Oro

「LA GABBIA DORATA」原題-LA JAULA DE ORO (2013年スペイン・メキシコ共作)



ベネズエラ出身の主人公3人の少年(少女)が夢を求めて、ひたすら歩き、通る汽車に飛び乗り、わずかな幸運により、北へ北へ向かい、アメリカを目指すストーリー。

イタリアでは(だけでなく)、ほぼ毎日到着するアフリカ大陸からの難民船、移民・難民の受け入れ問題は緊急課題になっている。
南米が舞台であっても、おおよそ絡む問題はさほど遠くないに違いないと思いながら、淡々と少年たちを追う単調とも感ずる映画ではあったが、最後まで目が離せなかった。

「移民希望の」人々を”良く”もであるが、悪くも利用する組織が必ずあるだろうということを、もっと深刻に考える(想像する)べきではないだろうか。








2015年8月18日

夏の終わり イゼーオ湖より

フェッラゴーストを待っていたかのように、涼しくなったこの頃。
友人宅訪問の帰り、イタリア第6番目に広いというイゼーオ湖を通過。湖の真ん中に大きな島があるというのが珍しいのだとか。


夕暮れ前に"もうひと練習"しているシニョーリ若干2名。夏の間も漕いでいたこともうかがえる背中の日焼け、なかなかスポーティではありませんか。

2015年7月13日

Magdalene - Trailer  マグダレンの祈り




2002年ヴェネチア国際映画際の金獅子賞受賞作。

1996年までアイルランドに実在していたマグダレン洗濯所として知られる施設を舞台にした物語。アイルランドにおける厳格なカトリック戒律にもとずく道徳観で、主に婚外交渉した女性などを収容、更生を目的に洗濯作業をさせていた施設であったそうである。

ほんの半世紀で社会の価値観がこれほど変わることに、再び少し驚いている。

様々な夥しい過去の例があったからこそ、現在の言論や行動の解放があるわけで、相当な自由を獲得している現在において、どこに善悪の境界を定めるべきなのか、更に周囲は何を求めて「自由・平等」と大声で叫んでいるのか、疑問に思うことしきりなのである。

広大な海と同様、リミットを定めなければ、どこからが危険でどこまで安全なのかを知るのさえ困難になるのに、と懸念するこの頃。おっと、これは近頃のイタリア事情(寛大主義?)における批判(苦情)でした。




2015年7月1日

早朝散策

早朝とも言えない日もありますが、目覚めてすぐにスポーツウエアに着替え、外出する、ということを暫く試している。



朝の空気が心地よく、雑多な考え事で滞っている頭の中や心のもやもやも少しすっきり、この気分が1日続くというわけ。
一夏試してみるつもりでいます、そのまま習慣になれば尚有難いと願いつつ。


2015年6月24日

チェリージャム覚書

先日義父がチェリーを一箱届けてくれました。



今年は豊作だったそうで、さすがに夫がチェリー好きでも、小家族の我が家ではとても食べきれないほどの量。そこで、久しぶりにジャムを作ることにしました。

しかし種取りがひと作業なんですね、これが。
今年はチャイニーズバザーでスノッチャラトーレ(なんと1ユーロ)を見つけて、早速購入、お役立ちもの。



作り方覚書
1)チェリーの種を取り除き、小さく刻む。




2)フルッタペック(ペクチンベースのゼリーの素)、砂糖(好みにより指定の量)を強火でかき混ぜながら沸騰させる。




3)沸騰してから更に約3分煮る。(ゼリーの状態によりそれ以上)
4)熱いうちに、消毒済みのガラス瓶に詰め、5分ほど逆さにしてしておく。



4)およそ24時間ほどで適度なゼリー状のジャムに固まる。

時々こうして、夫の実家から畑で採れた野菜や果物が届きます。おかげで旬のものを味わえる食の贅沢に感謝です。



2015年4月6日

短期帰省を終えて

昨年は”仕事の都合”で家族の昼食会欠席しましたもので、今回は無事、復活祭の前に戻りました。




両親の顔をちょっと見に行っただけの短い日本滞在ではありましたが、それでも帰省は大いに気分転換になります。

さて、復活祭ミサの司祭の説教中『再生』の言葉が必要に繰り返し聞こえていたのですが、ブログもなんだか滞っていると思いながら、書く気になれない、つまりいつもソワソワしていたように思うこの頃、きっと”気をとり直してやり直せ”とか、そういう警告だったのでしょう。久しぶりにここを開ける気になったのでした。

どうぞ相も変わらずご贔屓に!



2015年3月24日

天婦羅 たらの芽

春の恒例、帰国中。
日本で食べるお天婦羅はなぜか美味しいと思うのは私だけ?




旬のものに必ず出会う、嬉しい”歓迎”夕食会で。
今回は超短期、それでもいつもいつもお世話になります。

2015年1月3日

新年のご挨拶

明けましておめでとうございます。



2015年は20年前を思い起こす年なんだとか、なんだか個人的にも思い当たるふしが、、、。
元気と心意気で乗り切るつもりでおります、何事も。