2011年5月19日

オルガン・ドゥオ、チャリティーコンサート

私が帰国中、四方山話会の何人かの有志達が立ち上がって実現した 東日本大震災支援チャリティーイベントの第一夜。
コンサートはお陰様で大好評、企画側も大満足の様子、皆さまお疲れ様でした!

14日(土)サン・ロレンツォ修道院で行われた愛さんとご主人の連弾コンビによるパイプオルガンコンサートの模様、ジャンピエロがYouTube にアップしてくれました。

http://www.youtube.com/watch?v=kHdv-1Jj3AM

私もチラリとね、出ていました。

2011年5月2日

帰伊報告

親しい方々へ



帰国中は皆々様忙しい中、相変わらずお付き合い頂き有り難うございました。

震災直後の到着で都内の電車は運休状態。しかしながら幸運なことにリムジン、高速バスを上手く乗り継ぐことができ、実家に到着するまでは予想していたほどの混雑混乱はありませんでした。(後に、翌日から成田便は欠航になったと聞いたので、驚いています。)

都内の強い風は、日本人の心に吹き込むかのようで、今思うとやはり殺伐としていたに違いない、、、

亡くなられた方々のご冥福をお祈り申しあげますとともに、被災された皆さま、そのご家族の方々に心からお見舞い申し上げます。

震災直後はすぐに多くの方々からお見舞いメッセージが入り、出発予定を知っていた知人親戚からも中止したほうがいいんじゃない?と心配してくれることも。本人は飛行機が飛べば、つまり成田は平常通り、成田から実家までは不都合もあるだろう、と予想していた程度。ここでは不安を募らせるニュースばかり報道されたので、無理ありません。

今からやはり思うのは、この時期に迷わず帰国して本当に正解だった。
実家は被災地から距離もあり、地震や原発に対する過剰な不安や心配はなかったと思うのだ。でも、日本列島全体に大災害のショックを受けていて、この事実に対して絶句してる状態が一週間ほど続き、約2週間後くらいから漸く、誰からともなく『頑張ろう』と立ち上がり始め、次第にみるみる元気を取り戻していく、遠くでは決して接することの出来なかっただろう日本の姿を見ることが出来たのだ。

日本を信用しよう(まあ、いろいろ憶測、反論はいつもある)、と再認識して帰伊を決断。飛行機も出発日から(ナント)通常運航になった、いやはや。

それにしても、帰伊直前に再び関東に大型の地震が続き、出発当日の朝、震度5を体験した時はかなり怖かった、、、。
どんなリスクもある世の中に生きているのだ、と実感。何が起きようとも悔いのないコクのある人生送らなきゃいけませんね。

こちらに戻り、早々から慌ただしく過ごしています。時差ぼけを感ずる暇はなかったけれど、さすがに移動中、目が回るってことも。でも半月過ぎてやっと頭も身体も回転してきました。

ご報告遅れてすみません、元気です。