10月最終日曜日、一足もふた足も早い初雪となりました。Bruuuuuuu
冬時間に合わせたかの如くです。
先日ボランティアで「MondoPentola」の前菜のひとつに提供した太(中)巻き寿司、作ることを大いに楽しめた体験です。
ギリギリになって『事の重大さに不安が募る』ということも多々あるので、不安に押しつぶされないことを心がけ、また友人の「気合い?」の一言に勇気つけられたものの、前日に厚焼き卵を作るというところからちょっと緊張はしましたが。
味と時間を目安のために2本ほど練習すると、我ながら思わず手際良く、何本もやれば最後のほうはかなり上手くなるはずに違いないと、かなり楽天的に当日に臨んだ結果、80人分(気持ちの)余裕を持ってなんとか無事こなせたのでした。
どうやら、配膳の子たちが前菜のお皿を持っていく度に、説明を求められたらしい。改めて巻き寿司が“異なるもの”で“何これっ?”て具合に興味をそそる、気を引くものなのだ、と認識する。食べてみると、意外と味はデリケートだから舌も驚かない(私が想像するに。でも海苔はどうだったのかしら)、ちょっとした話のタネにはもってこいだったのではないかな。
好みはそれぞれだから気に入ったかどうかは別にして、見て食べて、紙も食べていいの?などと些細な興味を持ってくれたことが一番、私的には大満足である。いきなり複雑な紹介をするより、日本を印象つける「近道」ではないかなと思うのだ。
そして特筆すべき、今回のセコンド「牛肉の煮込みアラブ風」-Stufato di manzo con salse alle albicocche e alle prugne はカレー・サフラン・生姜などの香草と一緒にじっくり煮込んだ牛肉がフルーツの甘みと良く合ってかなり好ましい一品でした。また前菜の「アラブ風包み揚げ」-Sambus di carne speziataはほぼ春巻き、またはピロシキに近いことで、遠くて近い食の世界を発見。教訓、何事も食わず嫌いは禁物である。(昔昔よ~くお説教されました。)
近日中に各レシピが フェースブックに掲載されるそう、楽しみです。巻き寿司はフォトジェニックですからね。