大抵この時期は一年を振り返り、良いこととそうでもなかったことと差し引きして、ともかく何とかやり過ごせたことに感謝する。
3月東日本大震災直後の帰国、それこそまだ『あまりの災害の大きさに驚いて止まった一時』を実は共有したように思う。決して忘れてはいけない体験で、あれからずっと日本のことが気にかかって仕方がない。力を信じて、遠いところから応援するばかり。
個人的には、決して順風とは言えない事のほうが多かったかも。だからちょっと気合いが必要で、秋頃からは気分一転、心身ともの強化とバランスを調整中である。何年かに1度はリセットする癖もあるので、その一連かなとも思っております。
2011年もまもなく終わろうとしています。
殊に古い近しい人たちの心遣いを、本当に有り難いと感じた一年でした。
皆さま、新しい年も相変わらずお元気で、穏やかな良い一年になりますように。
2011年12月21日
2011年12月18日
ブレラに、、
先週、久しぶりにミラノ・ブレラ絵画館を訪れました。
ただ今、モスクワ・プーシキン美術館印象派コレクション展開催中です。(2012年2月5日まで)
今回コレクションの中で、最も気にいったのがルノワール『ムーラン・ド・ラ・ギャレットの庭』。緑の庭園で談笑する紳士淑女の一角を見事に描いています。『印象派』とは当を得てる!!
ただ今、モスクワ・プーシキン美術館印象派コレクション展開催中です。(2012年2月5日まで)
今回コレクションの中で、最も気にいったのがルノワール『ムーラン・ド・ラ・ギャレットの庭』。緑の庭園で談笑する紳士淑女の一角を見事に描いています。『印象派』とは当を得てる!!
一方モスクワ、プーシキン美術館ではブレラとの交換貸し出しの『カラヴァッジョ展』が開催されているそうです。どなたか幸運にもモスクワ滞在ならば、訪れる価値ありではないでしょうか。
この絵画館、宗教画はもとより、19世紀初頭の芸術家たちのコレクションが豊富です。
私はなんと18年ぶり(ワオ!)に訪れました。いくつか印象に残っている絵画との再会、そして思わず、プラス印象派17作品を鑑賞できたので、かなり満足のいくものでした。1時間以上待った甲斐はあったかな。
ところで、
恐らくミラノは日々変わっています。中央駅は地下商店街が整備され、構内インフォメーションも国際空港並みに充実。郊外まで延びる地下鉄工事も着々と進んでいるようす。
おかげで例えば、今まで中心地まで何回か乗り換えが必要だった友人宅からも、大幅な時間の短縮になったり。
近代化に伴い、当然物価も高騰してるから、ミラノ在住の友人いわく、『ミラノ満喫するには、収入がいくらあっても十分ということがない、、、』だそうな。
でも、たまには都会へ出掛けるのも良いものです。特にクリスマスバカンス前は、イルミネーションも美しくて心暖まるってことも。
2011年12月2日
イタリア初、教科書のない高校
パノラマ10月26日号特集『こうやってスティーブ・ジョブスになった』からの一部要約。
『便利』だと感心している私たちなんて、もう結構"古い"。意識が芽生えると同時に、コンピューターなんてペンや紙の代りに存在するものになっている世代が育っているのだ、と想像するだけで気が遠くなってしまう。
一方最近『タブレットは45才前後または以上に人気』の記事を読みました。
これは、 35才前後または以下の世代は、長い文章書くよりは、ゲームやってる時間が長そうだし、いつでもどこでも音楽聞いてYouTubeが見られ、友達とコンタクトが可能という、コンパクトな手のひらサイズのコンピューターに一票入れそうだと想像できる。
もうちょっと大人は、コンピューターとの出会いがオフィスのハードディスクと想像すると、『ノート代わり』で書きやすい、見やすいというのも必須条件。『コンパクト』の定義が若干違うのだろうね。 ある程度大きめの画面の方が疲れないし。 有れば便利な夥しい資料も、一枚の薄型コンピューターが記憶収納でき、しかも軽量という事になれば申し分ないだろうな。
ただし、自分の頭に詰め込まなくてもよくなると、記憶能力が後退するのではないかとちょっと不安に駆られることもあり、ですね。
ジョブズ氏が亡くなって、とってもショックを受けている世界中何億億の人々のうちのひとりである。
最近発売になった"伝記" に伴って、過去の特集を見直す機会もあり、改めて刺激を受けているこのごろ。
また彼がものを作るにあたり、『人はわかる』ことに非常に敏感だったことを証言された記事もhttp://cgi2.nhk.or.jp/cgiblog/tb.cgi/39342 読みました。
私が常に重要だと考えている事でもあったので記しておきます。ま、私自身はここまで用心深くないから一般人のままなのですが。
物事に向かう姿勢の問題ですよね、 いかに真剣であるかという。まだまだ いま暫く、この方のことを思っていそうです。
ベルガモの職業専門学校で講師と生徒用に1500台のiPad2を購入。全校通信網を巡らしオンライン授業を行い、宿題もオンラインを利用する、書籍を利用しない新時代の学習方法を挿入。経費の節約にもなるという。
昨日まで全教科書11,5キロ(総額223,90ユーロ)をつめた重たいリュックを背負っていた高校生も、今日からは、700グラムの薄型コンピューター(月額20ユーロ)携帯での通学。文部科学省(?)で指定されている教科書に規制されない私立校の特権である。
もちろん初試みのIT機器導入による授業の進め方は、今まで以上に工夫しなければならない重要な課題もある。オンライン学習は便利で容易に学習することが可能になるが、それに伴う生徒と講師間のコミュニケーションの仕方も変化することも想定される。
学校側では、最新のIT機器を使用することが、現代社会における情報伝達文化の発展を学ぶ利点を力説。
生徒側からもiPadの利用は学習意欲が高まる意味で非常に肯定的。幼少時代から馴染んできた『ゲーム』感覚で勉強するから、学ぶことへの興味を持ちやすいというのがその理由である。周りを見渡せば、確かにどん臭い高校生は少なくなっている、、、立ち止まって辺りを見渡すと、あまり普段の生活ではほとんど係わらないが、未知のジェネレ-ションが存在するではないか???(と気づくことが最近多い)
最近発売になった"伝記" に伴って、過去の特集を見直す機会もあり、改めて刺激を受けているこのごろ。
2011年12月1日
『フランス人と日本人』ー武田邦彦
『フランス人と日本人』のメンタリティーの違いについての発言。覚え書きのために、リンクを張っておきます。
http://takedanet.com/2011/11/post_b58a.html
関連して
http://takedanet.com/2011/11/post_d981.html
武田邦彦という工学者だそうです。遡って発言を読む必要がありそう。
近所の郵便局へ行くと、窓口の女性に『何故日本は原発を持っているのか、私は断固反対』と必ず一言言われます。
私たちひとりひとりがもっと知り、その上で意見を持つ必要がある問題ですよね。
http://takedanet.com/2011/11/post_b58a.html
関連して
http://takedanet.com/2011/11/post_d981.html
武田邦彦という工学者だそうです。遡って発言を読む必要がありそう。
近所の郵便局へ行くと、窓口の女性に『何故日本は原発を持っているのか、私は断固反対』と必ず一言言われます。
私たちひとりひとりがもっと知り、その上で意見を持つ必要がある問題ですよね。
登録:
投稿 (Atom)