2014年5月30日

Play it like Bach: Yoshimi Wittermann

実は私生活ではエレクトリック音楽にハマっているこの頃ですが、、、

一方古楽器の”まろやかな音色”も耳に心地よい。 そこで親しみやすい紹介ビデオ見つけました。



古楽器で思い出しましたが、昔々オーボエのリード作製本に関わったとき、著者が部屋の奥からバロック時代のオーボエといって、一度聴かせてくれたことがあったっけ。そして、吹いた後、
『どうだい?いいだろう~この音』とうっとり。
なるほど、その名も「オーボエ・ダモーレ」というくらいでしたから、、、。


2014年5月13日

朗読者 THE READER

暫く手つかずになっていたトレンティン書房のデータ入力を久しぶりに再開しようと、書籍の整理をしていたら、ミステリーに混ざって見逃してしまっていた一冊。 





『朗読者』ベルンハルト・シュリンク 松永美穂訳
<解説より>
学校の帰りに気分が悪くなった15歳のミヒャエルは、母親のような年の女性ハンナに解放してもらい、それがきっかけで恋に落ちる。そして彼女個の求めに応じて本を朗読して聞かせるようになる。ところがある日、一言の説明もなしに彼女は突然、失踪してしまう。彼女が隠していたいまわしい秘密とは何だったのか、、、。

”胸を締めつけられる残酷な愛の物語”、ミステリー作家でデビューしたドイツ人弁護士の驚くほど正確で、読者の感情移入を促す文体、という紹介文に興味を持ち読み始めたところ、まさに止まらなくなり、読了せずにはいられませんでした。

既に、2008年に映画化、「愛を読むひと」(邦題)の原作です。

(トレイラ―を見る限りですが)ケイト・ウィンスレットが頑なであまりに美しく、15歳の少年が恋をしてもちっともおかしくないドイツ人女性を見事に小説のイメージ通りなこと、(私が描いていた像よりさらにより美しいかったのでより説得力がある)またホロコーストに関わる作品でもあり、”是非とも観てみたいDVDリスト”にあげておこうと思っています。







2014年5月7日

信州みそin Italia

以前から寿司用米、醤油、寿司酢、カレー、だし、ワサビ、天ぷら粉なども手に入った在住者にとってはとっても有難い駅の側のタイ食材店。ナント近頃は、お味噌も、インスタント味噌スープも、わかめ、箸、椀、などなど和食用の商品入荷もいっそう充実。先日『ひかり味噌』を見つけたので、ちょっと感激しました。

近頃の日本食ブーム、Sushi レストラン大進出のおかげでしょう、実は『味噌汁』もイタリア人にはお好みの日本食の一品になりつつある様子。時々リクエストされる『和食の夕べ』でもまずまずの評判。




ところで、イタリア語では海藻類を『アルガ』Alga (海草・藻、水草・海苔)というのですが、店頭で売っているアルガは、アルガコンブ(昆布)、アルガノリ(寿司用の海苔)、アルガワカメ(乾燥ワカメ)、ついでに、サラダ用のアルガワカメミックスていうのもあって、ちょっとややこしい、、、。

そこで近頃の質問で多いのが、レシピにある味噌スープの『アルガ』はいったいどう使うのかというもの。その都度、きっとイタリア人には区別しにくいのだろうと余計な憶測、「昆布」かあるいは「わかめ」かどちらを買ったの、と聞いてから、私風味噌スープのレシピを伝授するのである。