2014年5月13日

朗読者 THE READER

暫く手つかずになっていたトレンティン書房のデータ入力を久しぶりに再開しようと、書籍の整理をしていたら、ミステリーに混ざって見逃してしまっていた一冊。 





『朗読者』ベルンハルト・シュリンク 松永美穂訳
<解説より>
学校の帰りに気分が悪くなった15歳のミヒャエルは、母親のような年の女性ハンナに解放してもらい、それがきっかけで恋に落ちる。そして彼女個の求めに応じて本を朗読して聞かせるようになる。ところがある日、一言の説明もなしに彼女は突然、失踪してしまう。彼女が隠していたいまわしい秘密とは何だったのか、、、。

”胸を締めつけられる残酷な愛の物語”、ミステリー作家でデビューしたドイツ人弁護士の驚くほど正確で、読者の感情移入を促す文体、という紹介文に興味を持ち読み始めたところ、まさに止まらなくなり、読了せずにはいられませんでした。

既に、2008年に映画化、「愛を読むひと」(邦題)の原作です。

(トレイラ―を見る限りですが)ケイト・ウィンスレットが頑なであまりに美しく、15歳の少年が恋をしてもちっともおかしくないドイツ人女性を見事に小説のイメージ通りなこと、(私が描いていた像よりさらにより美しいかったのでより説得力がある)またホロコーストに関わる作品でもあり、”是非とも観てみたいDVDリスト”にあげておこうと思っています。







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