リモーネの名前は元来ラテン語で"国境" に由来すると言われています。実際土地柄、孤立されていた年月が長く、ガルダ湖西岸道路の完成により(1932年)漸く自由に往来できるようになり、北欧諸国の観光客の流入が始まったんですって。
2011年6月29日
2011年6月16日
走るサラリーマン
季節も随分よくなってきたので、週末のヴェローナは観光客が溢れています。
今年多いのは何と言っても、断然中国人観光客グループ。ついでにドイツ語、ロシア語とメインストリートは外国語が飛び交っていて、珍しく高校生らしきイタリア語グループにもすれ違った時に、通り過ぎる間イタリア人かどうかを観察してしまった。
ともかく『ツーリスト』って楽しそうでいいな~とその頃が少し懐かしい。でも観光地へ行くと、大概観光客と同様に丁寧に扱われるので、好ましくあしげく通っています。
逆光で正面から撮れなかったのが残念。
この”サラリーマン”ミラノのドゥオモ辺りに居たような。ちょっと難しい状態で静止してるのが可笑しいのと、風になびいているネクタイや背広がリアルで感心、感心。踵だけでバランスとるのも大変そう、と思うが、時々は近づいてくる子供達と一緒に写真とるためにポーズも変えてるのね。
今年多いのは何と言っても、断然中国人観光客グループ。ついでにドイツ語、ロシア語とメインストリートは外国語が飛び交っていて、珍しく高校生らしきイタリア語グループにもすれ違った時に、通り過ぎる間イタリア人かどうかを観察してしまった。
ともかく『ツーリスト』って楽しそうでいいな~とその頃が少し懐かしい。でも観光地へ行くと、大概観光客と同様に丁寧に扱われるので、好ましくあしげく通っています。
逆光で正面から撮れなかったのが残念。
この”サラリーマン”ミラノのドゥオモ辺りに居たような。ちょっと難しい状態で静止してるのが可笑しいのと、風になびいているネクタイや背広がリアルで感心、感心。踵だけでバランスとるのも大変そう、と思うが、時々は近づいてくる子供達と一緒に写真とるためにポーズも変えてるのね。
2011年6月7日
Il VITTORIALE
D'Annunzio のことを知ったのは、ペルージャ時代。
近代文学の先生が「ダヌンツォ研究家」だったせいで、講義が他のどの小説家の話をするときよりより熱が入り、生徒のひとりの私もおかげで興味津々、一言も漏らさずに聞き耳を立てて講習を受けていた。
だからあれから、時折 ダヌンツィオが関わった場所、作品にいくつか遭遇するときに一段と有名でエピソードがたっぷりあるこの方についてますます興味が湧いていました。
アンテナ張り巡らしておくと、引っかかる時がある、のですね。
さて、過去 Il VITTORIALE に出かけたものの、引き返したこと2回、しかし5月始め3回目の正直で、漸く入場出来ました(笑)
「Casa D'Annunzio(ダヌンツィオの家) 」の見学は所用約15分~20分。予約要、しかも入場にあたりバッグ等の持ち込み一切禁止、当然のことながら写真撮影禁止、入場人員10人までとなかなか厳しい。でも、彼のポリシー、美意識のことを尊重するならば、逆に当然だったかも、と充実した時間に大満足、また入場料の高さにもうなずけます。
「Museo "D'Annunzio Segreto"」はファンタスティック。ダヌンツィオの靴、部屋着の洗練された趣味には脱帽。靴なんて、今のイタリアンモーダも比ではない、時代を考慮するとかなり斬新なのです。
至る所に私の好みと一致するものが散らばっていて、庭園内散歩中もワクワクし通し、隅々まで見落としのないよう、十分時間をかけてたっぷり楽しみました。
文学の先生の語り口が熱くなっていた訳を妙に納得。好奇心が夥しく旺盛、そして明白な好みがあるというのは”魅力的”。 当時、当然のことながら女性にも大人気だったそう。(彼が女性好きだったのか?)同じ時代に生まれていたら、取り巻きの遠い遠いところのひとり、になりたかったに違いないと思うほどです。
ガルダ湖方面を観光する機会がある方、是非とも足をお運び下さいませ。
近代文学の先生が「ダヌンツォ研究家」だったせいで、講義が他のどの小説家の話をするときよりより熱が入り、生徒のひとりの私もおかげで興味津々、一言も漏らさずに聞き耳を立てて講習を受けていた。
だからあれから、時折 ダヌンツィオが関わった場所、作品にいくつか遭遇するときに一段と有名でエピソードがたっぷりあるこの方についてますます興味が湧いていました。
アンテナ張り巡らしておくと、引っかかる時がある、のですね。
さて、過去 Il VITTORIALE に出かけたものの、引き返したこと2回、しかし5月始め3回目の正直で、漸く入場出来ました(笑)
「Casa D'Annunzio(ダヌンツィオの家) 」の見学は所用約15分~20分。予約要、しかも入場にあたりバッグ等の持ち込み一切禁止、当然のことながら写真撮影禁止、入場人員10人までとなかなか厳しい。でも、彼のポリシー、美意識のことを尊重するならば、逆に当然だったかも、と充実した時間に大満足、また入場料の高さにもうなずけます。
「Museo "D'Annunzio Segreto"」はファンタスティック。ダヌンツィオの靴、部屋着の洗練された趣味には脱帽。靴なんて、今のイタリアンモーダも比ではない、時代を考慮するとかなり斬新なのです。
至る所に私の好みと一致するものが散らばっていて、庭園内散歩中もワクワクし通し、隅々まで見落としのないよう、十分時間をかけてたっぷり楽しみました。
文学の先生の語り口が熱くなっていた訳を妙に納得。好奇心が夥しく旺盛、そして明白な好みがあるというのは”魅力的”。 当時、当然のことながら女性にも大人気だったそう。(彼が女性好きだったのか?)同じ時代に生まれていたら、取り巻きの遠い遠いところのひとり、になりたかったに違いないと思うほどです。
Fondazione "IL VITTORIALE DEGLI ITALIANI"
25083 Gardone Rriviera (BS) - Italy
tel. +39 0365 296511 - Fax +39 0365 296512
http://www.vittorilae.it
場所:イタリア、トレント
トレント, イタリア
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