2009年1月29日

雪の日の走り書き

これは一週間前の晴天に恵まれた日の午後、ラヴァローネでの雪景色。
標高1200mのフォルガリア高原に位置するリゾート地で、かのフロイトも夏季休暇の多くを過ごしたとか。近頃はマルコ・トラヴァイオ(知っている人は知っている)もよく来てる(らしい)。今年の冬は本当に雪が多いことがベンチの高さまで積もっているのを見ても判るとおり。

さてまた先週末からまた雪になりました。
日曜日は夫の実家でポレンタ、牡鹿肉の煮込み、クラウティ、コテッキーノ等とトレンティーノ地方料理三昧の昼食をご馳走になる。

義母の料理の上手さはもちろん、義姉夫婦は特にこういうメニューは雪の日にぴったり!と大満足。確かにポレンタは出来上がるまでの間、その香ばしさとともに台所の気温が上がるし、こってりした肉料理に、強いて言えばテロルデゴとか重ための赤ワインなんかを飲みながら、大勢で食卓を囲むのにぴったり、胃も気持ちもほかほかになるわけだ。

昼をたっぷり食べたので夜はあっさりと。
白いご飯を炊いて、、そういえばプンタレッレの浅漬けがあった。

プンタレッレはちょっと苦味のある野菜で、いつもは生でサラダにして食べる。葉とサクサクした茎がお醤油と相性が良さそうかもしれないと、試しに日本で買ってきた『浅漬けの素』にペペロンチーノを刻んで暫く漬けてみたら、これがなかなか!野沢菜漬けを思い出す味。夫は『醤油味のプンタレッレ』もお気に入りでバクバク食べるのだ。

それで自分のために白いご飯を炊く口実になるわね、と内心シメタと思っているこの頃。トレンティーノ料理ももちろん美味しいけれどやはりポレンタよりご飯だなぁと恋しくなる度合いが違う、、。別に雪の日に限ったことではありませんが。

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