2014年2月4日

La Chiave di Sara サラの鍵

前回に引き続き。

1月27日、アウシュビッツ強制収容所ソ連軍による解放された記念日に因み、トレント市協賛の映画上映3作品のうちのひとつ。タティアナ・デ・ロス原作、2010年フランス映画。

1942年パリのヴェルドローム・ディヴェール大量検挙事件における、一人の女の子サラのエピソードを過去に遡ってアメリカ人ジャーナリストが探っていく。
当時の悲惨さを描いくのでなく、その後に残る傷跡を開いていくことにより、その深さが想像よりはるかに深く、膿をもつことを知らしめる。




サラの人生は、いずれにせよ誰かによって見つけられるべきものだったのだと思うのだ。長い時が経たとしても、事実が忘れられないために、ディスカッションされるために。

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