2012年11月20日

近況、良きにつけ悪しきにつけ

暫くコースに通っていたせいもあるが、秋になりにわかに忙しく10月は飛ぶように過ぎ11月、世間ではすっかりクリスマス準備が着々と進んでいる様子。時間を上手に使わないと、大事なことを遣り残して悔やむ、ということにもなりかねない、気をつけようと思うこのごろ。

さてブログ『アサの四方山話』を書き始める前に一度HP作成のコースに通ったことがある。ほぼ公開寸前まで構築したころ、CSSという便利な仕組みが最も主流になりつつありと最後のほうで一時間ほど受講、もう再構築する気力もなくなりHPは下書きとして保留となり、ブログに転向。

書くこと読むこと、考えることが習性で、友人知人ひとりひとりに手紙を書きまくっていた私には(余程時間もあるということも)、覚書と一斉に伝達ができる都合がいい手段でもあるし。

今年の春、FSE の資金援助による2007年から始まった県のスキルアップ養成講座参加クーポン『Buoni Formativi』が再開、数年前のリクエストが受領されましたと連絡をもらい、Web の活用について学び直せそうなWeb Marketing のコースを選択する。

催行が決まったのが9月半ば。毎回長時間の聴講は時に睡魔に襲われながらも、本来の目的だったサイトアップへの勢いがついて意義のあるものだった。

なかでもFSEによる労働基準法の講義は興味深かった。当然のことだが、弱者が強者と同等であるために法律(規律)が存在することなどは、ときどき思い返すべきだと思うのだ。

残念ながら、市民教育・文化の基礎の時間は短縮された。(その代わり労働安全保障を学ぶことになる。)きっと宗教も政治経済も異なると思われる外国人若干2名(私を含む)の参加中で、イタリア国民としての道徳教育するのは避けたに違いないと勝手な解釈しているが、実はもっとも聴講したかった時間のひとつ。

経験から、イタリア人は権利を主張するのがかなり得意な民族だと思っているが、果たしてそれに見合う義務を遂行しているかどうかという疑問も多い。また異国で暮らす外国人も、権利を知ることだけでなく、義務を果たす意識、共生するための互いの最低限のルール、文化の知識などは心得るべきではないだろうか。 

終了書の代わりでしょう?超軽量小型のノートパソコンを頂きました。
おかげ様で、ネット活用はもっともっと身近になり、方法も研究する必要がありそう。そしてあまりの情報量に引き込まれすぎないよう充分注意しなければ。既に肩を壊した経験あるし。(マウスが原因と思われる)

トレンティーノ生活応援サイト『早々草々トレンティーノ』(ベータ版 www.sorsotrentino.it)も宜しくお願いしますね。




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