3月19日はジュゼッぺ聖人の日、イタリアではあまり大きく騒がないけれど「父の日」になります。
トレントでは毎年暦のうえで春になる3月21日と父の日がまたがる前後の日曜日に『Fiera di S. Giuseppe(サン・ジュゼッぺ祭り)』が行われます。
今年は日曜日の21日。にわか雨にもかかわらず午前中から駐車場を探すのに一苦労をするくらいの賑わいでした。
農作業とガーデニングのための草花、野菜、植木などの市場がでるドゥオモ広場、ロズミーニ通りは、殊に混雑。春が待ち遠しい今の時期の一番の関心毎でもあります。葡萄やオリーブの苗木など買っていく方たちはきっと畑も土地も広いんでしょうね。
じっくり吟味させてもらいましたが、ベランダの鉢に花を植えるのにはちょっとまだ寒いかも。
私が最も楽しめたのは、ピアッツァ・フィエラで展示されていたトラクターコレクション。農作業の進化を語ってくれます。
こちらフィアット社のトラクター。
コレクターというのは幅が広い。
かつては12世紀の城壁に、高い高いはしごが並べられて売られているのがサン・ジュゼッペ祭りの名物でもあったそうです。農作業の大事な用具のひとつだったんでしょう。
トラクターも現場を離れると妙に親しみやすい形相、、、だなんて。
サン・ジュゼッペからおよそ10日から一週間後、3月最終日曜日にはいよいよ夏時間に変わります。
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