2012年2月19日

謝肉祭(カーニバル)のニョッキ

先週の木曜日がgiovedì grasso (謝肉祭最後の木曜日)』。
お祭り事が大好きなので、慣習に従って"もちろん楽しむ"ことにしています。




通っているジムでも、ウォーミングアップの時間が幾分長引いた頃、インストラクター曰く「ま、いいか!今日はカーニバルだから踊ってしまおう!!」だって。それで皆、公により"大袈裟"にウォーミングアップのステップを踏んだ(に違いない)。おかげで一汗かいて、ますます元気に!たまにはいいんじゃないかしら。

さて、カーニバルといえば『ジャガイモのニョッキ』でしょう。レシピは簡単、でも満足に出来上がった試しがないのと、美味しいものにあまり当たらないと言う理由で、まだまだ研究中の一皿。 

<作り方>

1)ジャガイモを皮ごと茹でる。
2)熱いうちに皮をむき、裏ごしする。(ポテトマッシャーを使うと簡単
3)2)に小麦粉、とき卵を少しずつ混ぜて、手でこねる。
4)均等に分け、さらに2センチくらいの棒状に伸ばし、小さくカット。
5)沸騰した湯で茹で、浮き上がってきたところですくい上げ、予め用意したソースを絡めて食卓へ。


随分前に買ったレシピ本は、今でも大いに役立っていますが、料理は1プラス1が2にならないところがくせもの。私自身の腕について言うと、暇にまかせて何回も試す必要があるかなという段階。本の著者曰く、大きさや形を整えなくても美味しさに変わりない、とのことです、基本的には賛成だけど。







ラグーソースで頂くのが山岳地方トレンティーノ風だそう。つまり『よりお腹に溜る』(たっぷり食べて寒さを耐える?)ってことらしい。従って、我が家の日曜シェフ(注:『トレンティーノDOC』)に仕上がりを任せたのですが、ニョッキもしかり、彼の腕に叶わないということを、あっさり認めざるを得なかった、、、


今年は自宅で『カーニバルのニョッキ』を頂きました。 


<走り書きイタリア語>

古い辞書には載っていませんが、便利な調理器具のひとつ。

schiacciapatate : ポテトマッシャー

schiacciare (他動詞)

1、圧迫する,押しつぶす,押し砕く,押す;踏みつぶす: ~una noce クルミを割る  |  ~le patate 茹でたジャガイモをつぶす | ~ un piede a qlcu. (人の) 足を踏む | ~ un pulsante  押しボタンを押す |  ~ moccoli 冒瀆の言葉を吐く |  Fu schiacciato da un tram. 彼は電車にひかれた。
2、《スポーツ》スマッシュ(スパイク)する。
3、形なしになる,外観を悪くする : Quel vestito a righe ti schiaccia. その縞のドレスが君の美観をだいなしにしている。
4、(反乱などを)壊滅させる;(精神的に)圧倒する;(トスカーナ)落第させる: ~ con argomenti 証拠をあげて論破する | ~ qlcu. a un esame (人を)試験で落第させる。
* schiacciare un sonnellino うたた寝する
// -arsi (代 ) つぶれる、砕ける

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