昨日、久しぶりに友人とチェントロを散策。
すると、C. Battisiti 広場の一角に夥しい数の古い写真が張られた黒い壁に気がつきました。要約された短い説明文ですぐに、『1月27日』メモリアルウォールだとわかったのですが。それは、遠い遠い昔読んだ『アンネの日記』の表紙の、彼女の写真とよく似通った、鼻が細くて、目がくぼんだ彫りの深い顔をした人たちの記録でした。
<1945年1月27日>
アウシュビッツ=ビルケナウ強制収容所がソ連軍により解放された日です。
さて、昨年日本でも公開されたそうです、邦題『黄色い星の子供たち』。
すると、C. Battisiti 広場の一角に夥しい数の古い写真が張られた黒い壁に気がつきました。要約された短い説明文ですぐに、『1月27日』メモリアルウォールだとわかったのですが。それは、遠い遠い昔読んだ『アンネの日記』の表紙の、彼女の写真とよく似通った、鼻が細くて、目がくぼんだ彫りの深い顔をした人たちの記録でした。
<1945年1月27日>
アウシュビッツ=ビルケナウ強制収容所がソ連軍により解放された日です。
さて、昨年日本でも公開されたそうです、邦題『黄色い星の子供たち』。
朝刊版によると、ドイツの若者の2割は"アウシュビッツ"がどこにあるのかを知らないのだそうです。私も日本在住だったなら、それほど敏感ではなかったかもしれませんが、地続きに住むことで歴史上の特別な日を、少し身近に察することができます。
また関連して、いずれ読みたい本を一冊(新版も先頃出版されたそうなので、2冊かな)挙げておきます。
『夜と霧』:ビクトール・E・フランクル(精神科医、心理学者)著、霜山徳爾訳
20世紀半ば、ヨーロッパが(世界中が)狂気に陥った時があった。伝えきれないだろう過去の事実、誰かが口を開いて、後生に残す、また学ぶことは大事ではないでしょうか。