2010年12月9日

Bolzano クリスマス・マーケット

体調もまずまず。手始めに?ボルツァーノのクリスマスマーケットへ。
久しぶりに北上しました。


中心地 Piazza Waltherに、ガラス、木、セラミック伝統工芸品、スペック、サラミチーズ、ワインなどの郷土物産品、クリスマスツリー用オーナメントの数々の木造の屋台が並びます。

ボルツァーノは一歩革新的。ドリンクコーナーのカップはガラスまたはセラミック製を使用する方針をいち早く導入して、飲み物代+カップチャージ(3ユーロ)を支払うシステム。(カップを戻す時に返金する。)


もちろんこれは環境をリスペクトする対策案。フードコーナーもお皿は極力使っていない。(一件だけあったかな)せいぜいパニーノはナプキンでくるんで渡されるから、出るゴミは最小限ですね。

確かにトレントに比べると、ヴィンブルレを飲んでる若者は少なく、フードコーナーが動けないほど混雑しているわけではない。ちなみにヴィンブルレ4,5ユーロ(1,5ユーロ+3ユーロチャージ)。チャージは一瞬高いと思うかも、あるいはチャージを支払って飲むより、バールかビーレリアに直行かな?

それにしても、プラスティック製の使用済みカップ・お皿などがゴミ箱やテーブルに溢れかえって見苦しい、不衛生、ということがない。さすが半分ドイツ系、すごい徹底ぶり!

この時期は休日も商店街がオープンしているっていうのも魅力で、ボルツァーノ独特のポルティチ(アーケード街)や食品屋台通り散策と、高級ブティック巡りも同時に楽しめるというわけ。

ここはイタリア語ドイツ語の二カ国語圏、カンティーナよりビーレリア(ビアホール)の看板が目につき、プレッツェルやヴゥステル(ウインナー)のサンドイッチを売る屋台が至る所にあり、ドライフルーツ売りはシチリア人でなくモロッコ人。多国籍。国境に近い『 スゥドティロール』、まさにオーストリアとイタリアの二文化が交差している町です。

トレントより車または電車で約3~40分。たまには出かけてみても良いものです。

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