再び、Puglia州の話。
チーメ・ディ・ラッパのオレッキエッテはプーリアの地方料理で有名。でもチーメ・ディ・ラッパは冬野菜なので、では夏は何食べてるんですか、と質問したところ、プーリア人は何でも食べる、とかいう返事が返ってきた。
こちらトマトが美味しくなる頃ってことで夏のパスタ。
チェリートマト、生のピーマン(辛味)を少々、そして好みで地元産のキノコや赤玉ねぎをさっと炒めて、オレッキエッテと水牛のモッツァレッラを絡めるってのが、オストゥーニのトラットリアの『アラ・クルディタ』。
近頃朝晩随分涼しくもなってきたので、プーリアと暑さにノスタルジーを感じて我が家の日曜シェフが再現してみた昼ご飯。
ピンボケしてますが、オストゥーニのトラットリア。
奥さんが注文に応じてその場でオレッキエッテの作り方を実演。
生地を小さくカットして、慣れた手つきでナイフの背で押していき、あっという間に耳型が出来あがり、後ろの鍋でさっと茹でてテーブルに出て来たのにちょっと感激いたしました。(orecchietta オレッキエッタ とは小さい耳という意味。複数でオレッキエッテ。)
よく見るとオレッキエッテはソースが絡みやすい形、フォークにさしてばくばく食べやすい。
薄くて小さいから茹で方も失敗が少ない生パスタでお試し下さいませ。