2008年2月18日

徒然

Yomoyamabanashi料理教室の第2グループもお蔭様で催行を決定、先日初回を迎えた。日本食といっても、私達の提案する料理教室は日本食の代表みたいになった『Sushi』と『Tempura』を家で作ろう、というもので、料理を通して私達の習慣や食文化を紹介するひとつの試みである。

近年タイ・アジア食材店ができてからは調味料の多くが手に入るようになったので、工夫次第で『日本の味』に近いものが自宅で作れてとても助かっている。しかもここのオーナー夫妻も親切で会の料理教室の材料調達でもお世話になることがしばしば、協力的でありがたい。

先日店の奥さんから、たくさんの顧客からタイ料理教室をやったらどうかと言われているんだけどどうしたものか、ともちかけられたので、確かにこれは私達日本人にも面白そう、今度共同企画しましょうヨ、と答えながら、でも私はタイへ行ったことがないのだと思い出した。

タイには日本食品の工場もあり、『スシ』も『天ぷら』の他、彼等にとっては日本食も身近なものらしい、この店に置いてある菓子類なども日本製かなと思うようなものもある。

一方私自身は、かつて訪れたアジア各国ではいつだってその土地の料理が口に合うことがなかったので、(旅行や仕事で行っているからごく一部のものの評価にすぎないけれど)日本でそれを食べようという意識に欠けていた。唯一タイという国はいつか行きたいという希望はかなわず、こちらに来てしまってますます遠い国になった。日本にあるアジア料理レストランに数回足を運んだくらいで、よくよく眺めてみるとこの食材店に並んでいる野菜や調味料の類もどうやって使っていいかも見当もつかないくらい、無知である。

またトロピカルな国=濃い辛い味つけという図式が頭の中で出来あがっているし、混沌ととしたイメージのある国、トムヤンクンくらいしか思いだせないからきっと沢山の材料や香草を混ぜるんだろう、、、とかますます???である。

つまり自分が知っていることは少ない。知らないことは人にも薦められないし、それをどう形に出来るかは少し知ってから、興味を持てるかどうかもその後のことだ。
だから残念ながらちょっとこの案は一時保留“オアズケ”である。何か良い案がある方は是非一報を!

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